終戦後の国際レースへ復帰は・・・
1940年第二次世界大戦開始から終戦後の2年を含め足掛け約6年間レースは開催されなかった。

1946年ドイツ国内レースが再開されたが、何と言っても主役は1939年にマン島で Georg Meier と英国人 Jock West が Senior TT で One-Two Finish を果たした Super Charger 付 Kompressor Model の後続車輌だった。

これはFIM規定を意識する必要はない国内レースでも有り、 1951年ドイツ選手権では Georg Meier と Walter Zeller はこの Kompressor Model で出場している。

1939マン島 Senior TT 500 クラスでは  Super Charger 付 Kompressor Model  を駆って Georg Meier が平均時速 145.2Km で優勝。
Super Charger 付 Kompressor Model
Georg Meier 平均時速 145.2Km で優勝
1939マン島 Senior TT 500


1951年国際レースに参加、この時は Super Charger を取り外しレギュレーションに対応した。
Super Charger を取り外しレギュレーションに対応。
1951年

BMWが国際戦に復帰した1951年にはこれら過吸器付モデルはFIMレギュレーションによって参加できず、対応の為急造ともいえるノンチャージャーモデルで参戦するしかなかったBMWは、残念ながら国際戦復帰直後の成績に芳しいものは見られなかった。

Walter Zeller が駆って数々の歴史的記録を残した現物車輌そのものが現在当社輸入のコレク ション・モデル最高峰車輌の一員となっている、この Kompressor Model の詳細は項を改めて紹介の予定、ご期待ください。

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